2015年1月7日水曜日

テブドンからの豚角煮まん


みてください、すごい肉厚です。早朝からこんなの見ただけで満腹チュウチュウが刺激されます。チュウソヌコをカム勢いでパクっといったわけですが、なぜ朝からかというと

テブドンした

入荷待ちの商品を、床に転がってiPadでチェックしていたわけですよ。そしたらなんと1点入荷。この機を逃すまいと速攻でポチって今回はコンビニ決済を選択。

あったかいホットカーペットの上で背中をあたためながら一安心。届いた決済のためのメールがこれ。

なるほど2日以内に支払いにいけばいいなら、いついこっかなぁとおもってiPadの画面を拡大してみると
2日じゃなくて、2時間以内!
びっくりしてテブドンしてしまいました。
世の中にはたくさんのドンがあるものです。ドンについてしゃべったり、腹の上に落ちて来たiPadに対してのまさに腹いせのように、つまらないラクガキを指っていたらそろそろもう時間じゃないですか。

ゴミ問題は我々だれしも抱える問題

そしたら正月にたまったゴミを出す日だったのを思い出し、ついでに出そうとゴミ袋を片手に持つと、様奥が「そんだけのわけなかろう」次々に出て来るゴミ袋。時間的に崖っぷち気分になってきた僕の目には、ワサワサ現れるゴミ袋がポニョの妹達をみてるかのような気分です。


ポニョの妹達をスマートに送り出した僕は、コンビニに猛ダッシュ。しかし、まぁ余裕ではあります。端末の前にたち画面をみたのですが、メールで指示されたボタンがありません。

コンビニ払いはどこでもいいわけじゃない

信じたくないことに、ここはセブン。指定先はローソン。残り時間はあと13分。


家に戻ってスーパーチャリンコ2号にまたがって、空気力学でいうところの背中で誕生するであろう台風のフー子に「しっかりつかまってろよ、飛ばすし落ちるんじゃないぞ」とつぶやいたと同時に猛ダッシュでスタート。ギアをトップにいれると、あまりにペダルが重くかえって遅くなり、逆に一番軽くするとルームランナーでダイエットしてるようにしか見えないくらいのこぎっぷりのわりに車輪の回転数はあらがず進まないというポリデント。じゃなくてアクシデント。

日本政府による妨害



日本政府による妨害工作にはまりました。あと4分しかないのに。歩行者自転車専用となっている信号です。つまりスライムとナイト専用であって、スライムナイト用ではないわけです。今僕はスライムナイト状態なわけですからこの信号は森鴎外じゃなくて適用外じゃないのか。

そんな僕の行動で世界の中心おのみちの交通が麻痺するようなことになれば、その余波は日本中に影響を及ぼしかねないと判断した日本政府はついに僕の足止めを解除することに決定。いろいろ国民の不満をうけがちな日本にしてはいい判断だったと褒めたいです。

のこり2分でロッピーにご婦人 世界にひとつだけの花

やっと到着した店内。のこり2分。しかし、ロッピーには信じられないことにシニアなご婦人がお孫さんに頼まれたのか、ビートルズのコンサートチケット購入であろう操作に首をかしげながら難航中の様子。万事Qです。

あきらめず、ご婦人にすくいの手を差し伸べようかと思ったその瞬間、ご婦人のバッグの中で鳴り響く「ナンバーワンにならなくてもいい もっともっと特別なオンリーワン」
オンリーワンはお買い得な商品が山積みで通路も通れないほどですよねと話しかけたいのをこらて様子をみると、ご婦人はその場を離れケータイで通話に。
日本政府だけでなく、NTTドコモまでも僕に見方しだしたとしか思えません。

ロッピーは貝になった

そして僕は、おそらく周囲からはゲームセンター嵐のムーンサルトにしか見えなかったであろうハイパーパネル操作で支払い番号を入力。ポケットから現金をとりだしロッピーがクチをあんぐりするのを待ちました。さあ、口をひらくんだロッピー。君のその見た目からは想像もつかない底なしの食欲を、このマネーで満たしてあげようじゃないか。ただしお代わりはないけどね。

次の瞬間なんとロッピーは口も開かず、かわりにレシートのようなものをペッと吐き出したのです。

この時点で想像できることは2つです。

1つ。日本政府、NTTドコモに続きローソンさんまでもが僕に加担し、お金も入れてないのに支払いをすましたことにしてくれて領収書だけは持ってかえってねと出力してきた。

1つ。ご婦人が実は支払いをすませていて、その領収ができてた。オブラディオブラダ。

世界はすごです。そのどちらでも無く、この券を持ってレジで払えというものでした。

大人げないけどサイコミュ全開

なんと!あと1分を切っている状態で、まだレジに並ぶ必要があるというのです。どんだけ面白いゲームなんでしょう。まるでドンキーコング トロプカルフリーズじゃないですか。

レジに並んで、前の人がおでんやデリや肉まんを注文しないように、サイコミュを最大限に発揮。念じるように前のジョシのすこし茶色のサラサラヘアにエナジーを送ります。強いビームなのでララアやフォウのように、あとで頭痛がするかもしれませんが背に腹はかえられません。

ついに自分の順番。レジでピっとレシートをスキャンした直後「お客様も申し訳…」

あぁ、だめだったかぁ。しかしやるだけのことはやった。だれも僕を責めないだろう。通販のお店の人すいませんでした。

「…申し訳ないんですが、画面をタッチ…あ、いいです。タッチしなくて大丈夫でした」

頭がまっしろで何をおっしゃってるのかわかりません。


「2万?千円です」

いわれるがままに支払いし、放心状態のまま気付けば通販のお店からも自動で「お支払いありがとうございました」のメールが送信されてきました。

青空でした。



何も考えてない棒となった僕は店の外に出ました。手には支払いが完了した祝いに副賞として豚角煮まんとアーモンドカプチーノも買っていました。

そして、これが豚角煮まん。なんだこれ。包まれてない。どっちかというと白いまなずが肉を食べているようにさえ見えます。厚みすごいです。そしてやわらかい。アーモンドカプチーノんまいけどあわない。けどんまい。

いま血圧計ったら300くらいまで上がってるかもしれません。はぁはぁ。
前から思ってたんですが、サイヤ人の戦闘力はよく計ってますが、血圧や脈拍はどうなんでしょう。すんごい値で血圧計がボンっていくのか、それとも案外フツーなのか。

そんなこと考えながら家路についたのでした。

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