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栗についての好きランキングをリセットする
突然発症した架橋運転恐怖所に対応した僕の頭に浮かんだのは、自分の中でのマロン、栗の好きランキングについてでした。
マロンが好き、いちおく番目に
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様奥も他の家族も父も母も栗の好きランキングが上位でした。実家でも毎年、まるで秋を祝福するように栗ご飯を楽しんでいました。それなのに、なぜ自分だけ栗の好きランキングが1億番目なのだろう。これを放置したまま一生を終えていいのだろうか。栗農家さんに顔向けできるのか、リスの気持ちがわからないで森のエビフライが探せるのだろうか。
ジョハリの窓をカジュアルに眺める
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ジョカリもよく遊んだものですが、ここではみんな大好きジョハリの窓です。もしご存知ない場合はggってもいいですが、まぁざっくりこんな図で楽に自己分析する方法です。四つの窓について当てはめれば答えは速攻です。
第1の窓
自分がしってる自分 & 他人がしってる自分 = 栗ランキングの理由を自分も他人も知ってれば問題ありません、取り組めばいいです。ここの問題を解決しにきたのがドラえもんとセワシクンでしょうか。未来の力やテクノロジーの力が役立つでしょう。第2の窓
自分がしらない自分 & 他人がしってる自分 = 自分のことがわからなくても、他人が知っているなら教えてもらいましょう。病気なんかだとドクターやカウンセラーがそうかも。第3の窓
自分がしってる自分 & 他人がしらない自分 = 他人からはわからなくても、自分ではわかってるなら黙って取り組めばいいです。昭和の仮面ライダーやウルトラマンレオがそうかとおもいきや、立花藤兵衛やモロボシ・ダンという指導者がいました。あえていえば帰って来たウルトラマンの郷秀樹の流星キックがそうかもしれませんが、流星キックの場合は必ず成功するとは限らず、仮説に基づいた訓練だったので第4の窓に近いかもです。自分が知っていて他人からは解らないというのは、多くの皆さんが思い当たる窓なのかもしれませんね。第4の窓
自分がしらない自分 & 他人もしらない自分 = これは未知の自分です。明日の自分なんかもそうかもしれません。他のみんなは栗がすき、おいしいと言うのに、なぜ自分の好きランキングが1億番目なのか。どうにもわかりません。普通ならおいしくないものを過去に食べたとかあるとかでしょうか。本当はそうなのかもしれませんが、ただ年取りすぎて忘れてしまってるだけかもしれません。例えば犬より猫が好きだとかも若干これなのかも。その程度なら生活にも社会にも支障がないので「しるかそんなこと」「へぇそうなんだぁ」で片付く話です。
視点を小さくして時間の無駄度を下げる
なぜ自分が今この時代のこの場所にいるのかとかも誰にもわからないことですが、そのことは壮大すぎてあらゆる科学者が考えていることの最後の答えにも通じるのかもしれません。つまり小さな事から大きな事まで、第4の窓に該当することに時間を使うのは、まぁ時間の無駄使いと言っていいのです。個人レベルで時間の無駄遣いはあちこちに存在します。宇宙単位の時間でみると人類が誕生して今こうしてあれこれ生産したり消費したり歌ったりがんばってる全てが無駄なことかもしれません。そう、時間というのは視点を大きくするほどに無駄度が上がっていくものなのです。逆にいえば視点を小さくするほどに無駄なことはなくなっていきます。ジョハリの窓は自己分析を目的としていますので、最終的には自分の中にある極めて小さな単位の問題に取り組むためのモノです。ほら、無駄なことなんて何もないと思えて来ますよね。なぜ栗の好きランキングが一億番目なのか。その答えを導くには、他人や社会からみて無駄にしか見えない「もしかしてこうか?」の積み重ねが必要なのです。
ぼんやりして来た検証から論理立った検証へ
そのために、いままでいろいろな栗商品をチョコチョコ食べてきました。しかし、経験を重ねる度に、ランキングが上昇する可能性は小さくなっていき、栗一粒を食べるにもほんの一欠片しか食べてみる必要がないと思えるまでになっている。それが今の自分の状況でした。そう、闇雲にいろんな栗商品を食べてみるのでは導き出せない壁が築かれています。そうでない角度からの「もしかしてこうか?」が必要なのです。
加工食品と本来の食品との差異
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低脂肪牛乳を間違って買って来たことがあります。その味は牛乳ではないと味覚センサーがアラームを鳴らしました。牛乳とは思えない風味です。とてもミルキーで甘い風味です。ということは栗商品と栗はまったく違うのかもしれません。
オリジナルに近い物を食べる
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天津むき甘栗を買って来ました。おそるおそる頂きましたが、やはり一億番目のなにかを感じました。様奥も食べましたが「普通においしい」とおっしゃってます。つまりこの天津むき甘栗は、オリジナルの味からはすこし遠いのかもしれません。自然界では皮があるのに剥いてあるんですから。みかんと、みかんの缶詰くらいの違いだったら全然違うじゃないですか。
完璧にオリジナルの天津甘栗を食べる
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天津小宝栗子というお店が世界の天津甘栗の発祥らしいです。あとでわかったんですが、どうやら僕が行ったのは本店ではないっぽいです。なにしろ言葉がわからないので、定かではありません。各支店の看板は「天津」がついてたりついてなかったりするそうで、全部で10店舗くらい営業する人気店のようです。いずれにしても発祥の甘栗であることに間違いはありません。いただきます。
なんなら、んまい
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止まらなくなる程度にパクパク食べてしまいました。なんということでしょう。ああ、なんということでしょう。
いただきものの栗大福 3Q
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もう怖いものはありません。天津甘栗なんでもこいです。差し入れありがとうございます。もしかしたらいままで街で偶然あっていただいた栗商品を様奥にあげずに僕が食べていれば、この展開があったんでしょうか。なんと、なんとです。これもんまいのでしょうか。
立派な栗
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すごいサイズで入っています。いままでの僕ならこれは、目でいただくだけで満足し、様奥に食べていただいてたレベルです。しかし、いただきます。
んまい
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なんと、んまいです。なんと、なんと。僕の栗人生に後光がしてきました。やはり1億番目になりそうな風味のものも依然ありそうなんですが、モノによってはんまいということがわかりました。そうなんですね、栗好きランキング上位さん達はこれを楽しんでらしたんですね。共鳴できました。なるほどです。50年近く守り続けて来た1億番目のランキングがリセットされました。何位かとかはわかりませんが、これからは栗であっても期待していただけそうです。全ての栗の関係者さんに感謝もうしあげます。ありがとう。
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