2019年1月14日月曜日

心臓バクバク架橋運転恐怖症(仮)になりました。


心臓バクバク架橋運転恐怖症(仮)になりました。



40代後半になって、急に海峡にかかる大きな橋を運転するとき強く緊張するようになりました。強く緊張するというよりはもっと強めです。ひとことでいうとバヤイです。ほっとけばおさまるかと思っていたら50すぎても継続してます。

こんな感じ


この絵みたいな感じです。大騒ぎもしませんし、気絶する恐れもありません。まして運転を誤るようなところまではいきません。ただ、自分の精神がアバオアクーでジオングと戦っているのに自分はアムロじゃなくて、ボールに載る予定が間違って載ってしまった老人兵という感じです。ね、バヤイでしょ。

架橋運転恐怖症(仮)

なにしろ西日本の全てを満喫するには架橋は避けて通れないです。フェリーという豊かな選択肢もありますが、自由時間とお金の有効活用に専念しなければならないおじさんには橋は避けて通れないです。尾道なんか市内の向島との間を移動するにも橋があるくらいです。これはこまったことだけど、そのうちなんとかなるかと思ってました。なんともなりません。そんな時ついったーに眩しいメッセージが。


なななんと、長い時間をかけて克服されたと。克服。そんな言葉は僕の辞書にはありませんでした。できることしかしないで生きてきたので。できないことをできるようにする。それが克服。ついに僕の人生に克服のふた文字が舞い降りて来た瞬間でした。

仮説と検証

自分でもきっかけも原因も思い当たらない架橋運転恐怖症(仮)です。そこでなぜ発症するのか、そのメカゴジラじゃなくてメカニズムを解明する必要があります。そこで仮説として思いついたのが、一般道では発症せず架橋限定で発症する条件として2つをあげました。


  • ほぼ単純な直線走行である
  • 走行中の景色は走行位置を知るために頼りになる景色がほぼ無いとい


つまりまっすぐ走行できている確証が無いのではないかということです。このおじさんの脳はです。僕は知りません、この脳がそう判断してるのではないかという仮説です。

克服のためにその1 百均のシールを買う


かわいいです。いろんな動物がいましたが、ボタンインコさんきみに決めた!にしました。

克服のためにその2 ハンドルをますぐに合わせる


シールを貼るにハンドルをまっすぐにして、いったんタイヤが傾いてない状態にする必要があります。

克服のためにその3 ハンドルとダッシュボードに直線にならぶようにシールを貼る


2つのシールを使ってアイアンサイトを実現することができました。ハートのシールをボタンさんのシールが常に視界に入り、たぶん直進してるという安心をくれるのではないかと考えました。

しまなみ海道で検証


しまなみ海道(西瀬戸自動車道)は、橋が沢山つらなっており、検証には最適です。万一これはダメだとなった場合でも一旦途中の島で降りて引き返したり体勢を整えることも可能です。しかも、尾道から渡った先のゴールである愛媛さんには、んまいものや温泉が揃っています。実際走ってみて、これは効くと感じました。緊張感はゼロにはなりませんが、気分的には半分の半分くらいになった感じです。いや、それは普通に運転するときあっていい程度の緊張感かなとも思う程度です。普段はノー緊張ですが。



西瀬戸自動車道の地図

祝杯


いけました。愛媛県さんの今治さんに到着です。食欲もおちてないのですぐにパクパク食べることもできました。食べ方で注意され心臓バクバクしましたので、日常生活でもボタンさんの力をお借りできないかと思うほどでした。


往復通しての感想は、効く


僕にはとても効きました。もちろんこれは人によると思います。そもそも架橋運転恐怖症に高所恐怖症などがまざっている方の場合は、この方法ではよくないでしょう。もしいい方法で軽減されたなど体験談がありましたら、ネットで検索できるようにシェアしたりコメント投稿いただいたりして、お困りの誰かの参考になるよう書いていただけるとありがたいと思います。

では安全運転で西日本のんまいものを食べにまいりましょう。ではでは。


克服の探求はもうひとつありますが、それはまた別の機会に。

6 件のコメント:

  1. てらみなとさんは歩道橋も苦手ですか??僕は歩道橋が苦手です笑
    高校の持久走のとき歩道橋を渡らなくちゃいけなくてとても辛いですw

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    1. それはつらみがありますね。みんなにも平等に苦手な障害物を用意してもらいたいですね。

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  2. はじめまして。いつも動画拝見してます。
    私も2年前に瀬戸大橋を渡った時から、橋恐怖症です。たまにトンネル内でも同様な症状が出ます。
    病院にも行きましたが、対処療法のような感じ(投薬)です。
    てらみなとさんの動画をみて、なんとなく気が軽くなった気がして、近所の500m位の橋を渡ってみると、前のように橋を渡ることが楽しめたので、本日尾道に来たのでしまなみ海道を渡ってみましたが因島大橋でやっぱりダメでした。
    てらみなとさんが書いておられるように、克服された方の体験談をききたいです。
    長文失礼しました。

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    1. こんにちは。
      病院にも行かれる気持ちわかります。そうそうトンネルも場所によって壁との距離感や
      それどころか空間感覚が不明になることがあります。止まるのは危険ですし架橋よりも深刻ですよね。
      そう!因島大橋は高確率で発症の恐れがあると感じます。ビデヨの仮説と検証の日は
      因島大橋は撮影方法について様奥に説明してるうちに終わって録画されてませんが
      バクバクメーターそれなりにあがりましたよ。克服もおききしたいですし
      仮説検証したけどいまいちだったとかもお声があれば聞きたいですね。

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  3. こんばんは。返信ありがとうございます。
    動画内でもそうですが、頂いたコメントも表現が的確で、何だか救われます。
    瀬戸大橋、因島大橋共に左端がグレーチングと言う所がダメポイントです。
    とは言ってもいつかは克服したいので、また良い方法を発見しましたら投稿させていただきます。

    あの後、尾道の坂道にいる猫たちに遊んでもらい、楽しい気分になりました。
    度々失礼しました。

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    1. グレーチングは気づいたらいけない仕様ですよね。
      尾道、満喫なさったようでなによりでした。

      なにかありましたらまたお寄せください。よろしくお願いします。

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