これはひどい チキンハンバーグ親子丼
けどんまいんです。見た目なんて飾りです、えらい人にはそれがわからんのです。
つまり、えらくないのでこんなひどい見た目でもお構いなしなわけです。言い換えると。
えらい人にはそれが…で思い出したんでヒトコト脱線しますが、ネオジオングの結末がああなったのは、人が制御しきれないテクノロジーを組み込むと、結果的には自己崩壊するってことなんでしょうねぇ。脱線、以上。
チキンハンバーグはむねあつフード
むねあつフードといえば、ネオバターロールに続いてのエントリになります。お母さん、お父さん、おばあちゃん?だれでもいいです。保護者の方が自分ではたぶん食べないチキンハンバーグを入れる時、どんな気分がわかりますか。子供の頃はわかってませんでした。忙しくてオヤツやご飯をしたくしてあげられない時、おなかすかしてたらいけないと思って入れてるんです。サマーウォーズのおばあちゃんの遺言にありましたよ。
一番いけないのは、お腹が空いていることと、一人でいることなんですね。子供の好きなテッパンメニュー「ハンバーグ」があればおなかも心も満足のはずです。スーパーでカゴに入れる時には想像するんです。もぐもぐと頬張って食べてる顔とかを。一人で食べさせてごめんねとかも思うかもしれませんよ。ほら、チキンハンバーグを食べるとき、さみしくない理由は、そんないろんな人の気分がよりそってるからんでしょうね。チキンハンバーグはなんてむねあつなフードなんでしょう。だから。
これはひどい。けどんまい。そしてフツーすぎる。
フツーというのは、ほんとに難しいことです。軽々しくつかっていい言葉ではない気はしてます。でも、このノーメイク感にフツーという言葉を解禁したいと思います。会話にはメイクして背筋のばしてする感じの会話もあれば、ノーメイクで猫背で無造作に交わせる会話もあります。どっちも魅力的ではありますが、肩肘はらない気楽なスタイルはそうそう手に入るものではありません。それが家族ってものじゃないでしょうか。だらしないんです。もっとちゃんとしてほしいんです。けど、すきなんです。心配だったりするんです。そんなご飯のひとつが、このチキンハンバーグ親子丼です。サクサクもぐもぐいっちゃってください。冷蔵にキャベツなければ、なくてもいいです。きまりや「ベキ」は無用です。ただ無心にがっつきましょう。それが小笠原流。
無理せんでいいんです。いつもそんなじゃつかれます。いままでがんばったんですね。いいよいいよ、かっこつけずにかきこんじゃってください。知らない人がみたら、なにこれひどい。とおっしゃるでしょう。アレンジならもっと他にあるでしょ?っておっしゃるでしょう。そうです、チーズのせて溶かすとか、グラタンに入れて焼くとか、バンズに挟むとかね。それも最高です。でもね、あまりかっこいいものだとシェアしたくなるでしょ。余計なこと考えるでしょ。これなら思いませんよ。誰かに言いたくもなりませんよ。だから何も考えずに食べられるんです。それが作法です。てへ、ペロリ
んまかったです。しかもあと2パックあります。束ねたテープはほんとに頑丈で頼れる子です。もしかしたら引っ越しの現場や、NASAの宇宙開発の現場でも活躍できるんじゃないでしょうか。下手に挟みをれようものなら、レトルトパックごと切断してしまうかもしれません。そうなったらもう、真ん中の一個を抜き取るのがスマートです。でも、それも案外トリッキーでパズル要素があるんです。あ、ほら雑念が消えてます。チキンハンバーグすごいです。また、ロンリーな気分になったときや、フツー感を味わいたくなった時、食べさていただきます。チキンハンバーグさん、ありがとう。
追記
消費期限からみて、いつ食べたものなのか
これ、食べたのは2014年12月あたまです。消費期限でご心配いただ方もいらっしゃるようで驚きましたが、ありがとうござます。今日撮影したビデヨを今日パブリッシュしている気がしますよね。僕の場合、その割合は極めて低いんですよ。僕はビデヨ編集を、プラモを作るように楽しんでいるので、すぐにできてしまうものもあれば、半年かかっても数年かかっても完成しないものもあります。ちなみに一番古いのは4年か5年前のビデヨもまだなんです。人はそれをボツというかもしれません。でも、家にはあるんです20年以上作ってないプラモが。
そして、今回のチキンハンバーグのように自分の中で普遍的なテーマっぽいのもはなおさら時間かかってもいいやという気分が働いているんです。え?単に、時事性がないから後回しにしてるうちに飽きてるんじゃないのって?それもあるんですが、それでもまた編集してみようかと思う動機付けの中に普遍性があるってことなんです。いずれにしても、ご心配させてしまってごめんなさいね。ありがとうございます。
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