2016年5月30日月曜日

ホタルの守り人と観察者と狩人の夕暮れ


ホタルの守り人と観察者と狩人の夕暮れ


数年にわたるホタルクエスト



  • 2013 ホタルを見たいと思い、8月に尾道市内を回って目を回した後、内海町のウミホタルを見る。ウミホタルもスバラシかった。
  • 2014 ホタルを見たという口コミを訊き、尾道周辺を回って目を回す。
  • 2015 ホタルの里があるという沼田西に7月に行き町内の方に引率された仲ノ町の姫ホタルを見る。ホタルの守り人さんに5月に沼田西においでと教えていただく。
  • 2016 ついにホタル(源氏)に会えるのか。

あまりにも会えないのでいただいたホタル


ホタルに会えずさまよっていた頃、友だちからもらったいつでも会えるホタル。これに何度癒されたことか。しかし、今年はついに電池のいらないホタルに会えるのか。

静かに現れた


ピンボケが悔やまれます。家に戻ってからカメラの操作を勉強したので、今はもう暗闇でもピントがなんとかなるんですが、過ぎた時間は戻りません。静かに現れたホタルは音もなく強く儚く誰かにアピールしているようでした。

姫ホタル(平家)の静かなで細かい軌跡に対して、源氏は銀河鉄道のように強く


残像処理をしたんですが、家族からは「ホタルが撮れなかったから電車でお茶を濁したのか」と言われました。そんな走り方する電車があるか!そんなの銀河鉄道しかないよ。

最盛期の5月末の週にはもっと


ちょうどビデヨ付きブログをパブリッシュする今日あたりが最盛期です。きっとカメラマンさんたちが息をしないで鼓動を早めていることでしょう。

ホタルの魅力は、カエルの声と周囲の環境没入体験


音もなく飛ぶホタルではありますが、周囲の田んぼから聞こえるカエルの声、森からのフィトンチド、川からのオゾンなどそのすべてに対する没入体験がトータルで魅力的なのでしょう。家やデパートで虫かごに入ったホタルを見るのとは異質に豊かな体験です。


6月初旬には志和でも盛大なホタル祭りがあるらしいので行ってみたいです。どこのホタルも現代の厳しい環境に抗って誰かが保護している賜物だと思って間違いないでしょう。そのあたりを胸に秘めて会いに行きたいなと思います。

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