3種のレーズンフランスとフルーツグラノーラマフィンでふつうの朝ごはん。グラノラを何かに混ぜるというマーケティングについて。
ここのところスタジオステッピーに食事をもっていく時間もままならず、この日はもうそこらですませてしまいました。
ちょうど前日にパンを買ってたので手軽にすみますし、グラノラーのもぞもぞする気分もしゃべれて一石二鳥というか、二斤一食です。3種のレーズンフランスさんは、想像される食感は絶対グラノラだと思ったわけです。バゲット部分がフランスですからね。サクサクのバリバリのはず。そしてレーズンが3種もはいってるんですから。食べた感じは硬めのレーズンパンでした。日本人にも安心です。
炒めたら邪道
ミルキーフランス研究家の研究対象となるミルキーフランスはモバイルに便利な袋入りなのに、炒めたらそりゃもう反則です。邪道です。カップ焼きそばにキャベツや卵を入れたらんまいというのと同じです。そう、それは邪道ですが、お湯が必要なカップ麺は完全にはモバイル食にはなりきれません。にたいしてパンは塾に行く途中の駅や車内でもパクパクいけます。そこに火はありませんから、基本的に邪道を寄せつけない清いフードです。清くたべたら普通にたべられました。めでたしめでたし。炒めちゃいました。はい、ぼくは邪道です。サクサクでんまかったです。ただし、これで3種のレーズンフランスが飛び抜けてんまいと発言するのははばかられますねぇ。んまいですよ。
グラノラをパンに入れるという行為
グラノラをパンに入れるというのは、おそらくパン業界が朝食という大きなカテゴリの中で争うシリアル陣営に寝返ったユーザーを呼び戻す奇策なのでしょう。ほら、パン陣営にはグラノラだってあるよ。もどっておいでよってことでしょう。シリアル陣営にパンはないですから。しかし、考えてみてください、せっかく牛丼を食べたくて入った吉野家さんで「いま女性にに人気のパスタ丼もありますよ!ペペロンチーノと明太子の二種があります。もちろん普通の牛丼もありますよ」って言われた気分を。万が一「スパゲティーもいいな」と思ってしまった日には心の中に浮かんでくるはずです「あぁ、じゃイタ飯屋さんにいけばよかった」と。吉野家さんに入った人が満足するのは牛丼であるように、パン売り場に立つ人はパンを食べたいと思ったんです。
マフィン炒めるとんまい
とはいえ、炒めたらマフィンはんまいです。あしたもマフィンでいいかなって思います。あ!つまりこれも戦術なのですね。グラノラ売り場とパン売り場を往復して迷っている消費者に、意地でもパンを食べさせる。ちょっとおまけをもらいに行っただけなのにお布団を買って帰るような気分ですが、もちろんそのお布団で快眠になれば誰も文句は言わないってわけなんですね。パスコさんやパン業界はしたたかですねぇ。んまいからいいですよ。はい。
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